PTPE(経皮)経肝門脈栓術にあたって

PTPEの手術の前日、担当医から説明がありました。

内科に入院後すぐに胆管への処置を行って、その後2週間近くの療養のおかげで血液検査による黄疸やかゆみにつながるビリルビン値も良くなってきているとのことでした。(本当はこのまま病状が進んでおらずこれで退院できればどんなに良かったことでしょう。)

そして手術はCT検査でどのように処置をするか(血管を探しカテーテルの挿入方向を)確認したうえで、局所麻酔を行い施術、所要時間は1時間程度とのことでした。

そして当日、、、

手術室はギャラリーがたくさんいて、ちょっと緊張します。(実際は主に処置される先生の経験が少ないようで、監督みたいな医師の方もいらして何だか実験台みたいな気分💦)。

そしてたぶん何かの癒し系のポップスだったと思いますが(1年前のことで忘れてしまったのですが)曲がかかり(これもドラマで見たやつだと思ったり…)、手術が始まったのですが、局所麻酔なので意識はあり思考がぐるぐるめぐります。

手術の内容は肝臓の血管を詰まらせるために、カテーテルを使い金属製のワイヤーを挿入してふさぎます。手術そのものが初めての経験でこれはよくあることなのかわからないのですが、(聞こえてきた私が理解した話だと)肝臓の血管内皮に通すには、ある程度の強度、太さが必要なのに、そのサイズ?の素材のものの準備が少なかったらしく、途中で止まってしまい何度も腹部に針を刺されました。

その上局所麻酔なのですが、どうにもその担当医師は麻酔をうった場所を外してカテーテルを入れ(ているように感じる?)、「痛い…」思わず何度も声が出ます。

さすがに私の過剰反応かもと我慢しようと思ってもなかなか。。。そうこうしていたら唯一の女性である看護師さんが、「先生、場所が違います」と。ホッとしたのもつかの間、局所とはいえ麻酔の量も制限があるらしく、途中監督みたいな先生もヘルプに入ったりして、、、(本当に大丈夫なのか。。。)

時間も1時間をはるかに過ぎている感じで、最後は巻きが入るように終了しました。そして「大丈夫ですか?」と聞かれたので、「何だか息ができないような詰まった感じがして苦しいです。」と答えたら(たぶん感覚的なものだと思いますが…)、パルスオキシメーターをつけられ「酸素量は大丈夫なので問題ないはずですよ」とちょっとイラっとした感じで言われて、何だかな…っていう気分でした。

それでも手術が終わって部屋に戻り、内科医の先生が話されたのは、「難しい手術でしたが成功してよかったですね」とのこと。手際についてはちょっと半信半疑なところもありますが、ひとまず良かったんだと内心胸をなでおろしました。

その後の経過について

4月23日(PTPE翌日) 割と楽な感じで食事もほぼ間食できた。

4月24日(3日目) 前日日中は比較的楽だったのに、排便がないせいか傷の影響か、2日目よるからお腹の張と痛みで眠れなかった。3日目日中もあまり起き上がれなかった。

4月25日(4日目) 夜は痛みにより眠れない。そのためずっとセルフヒーリングをする。そして朝になり点滴が外れたので夕方シャワーをする。でもちょっと無理をしたのか痛みが増して、夕食近くまで痛みで動けなかった。

4月26日(5日目) 午前中ちょっと辛くてセルフヒーリング。午後は食事の前に痛み止めを飲み、その後は何となく大丈夫かもという感触。調子がよかったので病棟の上の階の展望室まで散歩に行ってみた。 

4月27日(6日目) 血液検査の結果がまあまあな数値だったので、翌日以降の退院OKが出て、2日後に退院することになった。まだちょっと胃の右側や背中が痛むけど我慢できないほどではない。

4月28日(7日目) 朝からくしゃみが連発。花粉症再発?おかげでお腹の傷に響きしばらく動けなくなる。朝と昼はご飯を少し残してしまったが、夜は完食。元気になってきたせいか味覚も少し変化してきて、もう少し濃い味が欲しくなる。

4月29日(8日目) はれて一時退院。本手術を控えているとはいえ、一時的にも家に帰れるのは嬉しい。

セルフヒーリングの効果

入院中痛みで眠れないことがよくありました。手術の内容により痛みを取り除く薬のレベルも異なりますが、その服用限度回数も決まっています。そのため効果が継続されないときもあり、それは辛い時間になりますし、回復速度にも影響します。

その時にお勧めしたいのがセルフヒーリング、セルフメディテーションです。みなさんご存知だと思いますが、痛みは脳が認識します。

痛みには、からだの不調や危険を知らせる警報としての重要な役割があり、私たちの生命を守るための防御機能という側面も持っているため、手術のあとなどあってしかるべきです。なのでその警報、アラームがなるときは落ち着いた状態ではいられません。

セルフヒーリングはその逆からのアプローチ、つまり脳波をリラックスさせることでアラームを小さくまたは取り除くように作用します。リラックスした状態、α波になることが大切です。

<セルフメディテーション>
ここでは細かいやり方は割愛しますがが、以下が基本的ポイントです。
・ゆ~っくりと深呼吸する
・雑念がよぎっても大丈夫。その雑念が流れていくことをイメージし、そして呼吸に意識をもどす
・ヒーリングミュージックや香りを使うのもOK
・痛みがある時は体がギュッと固くなっていることがあるので、全ての細胞が緩み、痛みを手放すイメージをする

私は何度もこのセルフヒーリング、セルフメディテーションにより実際痛みが緩和されることを体験しました。痛みがものすごく激しいものの場合は、その痛むことに集中してしまい深呼吸どころでなくなるので、効果と痛みによるしきい値はあります。

ですが、リラックスするという状態を繰り返し行うことで、その状態を体に覚えさせることができれば、ある意味ペインコントロールがしやすくなり、薬にばかり頼らずとも本来の体の修復能力をあげることができるように思います。

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